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南部箒
南部箒

南部箒とは

岩手県の北部、九戸地方は昔「南部」と呼ばれていました。この地方の農家では、昔から自分たちで使う道具は、自分たちで作り使用してきました。この作業は農閑期に行われ、厳しい冬を過ごす生活の一部であり、その中でも箒作りは例外なく至るところで作られ、ごく普通に見られた光景でした。自分たちで使うもの以外は市などで売られ、近隣町村からも買い求められ、農家の副収入源となっていました。この技術が南部箒の元となり、高倉工芸の改良と新たな技術が加えられ、現在の南部箒となっています。先端の縮れが南部箒の大きな特徴です。この穂先の縮れにより南部箒は、畳やフローリングはもちろん、高級絨毯まで力を入れることなく綺麗に掃ける箒となっています。使い方しだいでは数10年使用できます。種類は家庭箒以外にも和服用、洋服用もあり、そのバリエーションは60種類にも及びます。